【レポート】2024年7月31日(水) 先生のためのワークショップ


#STスポット横浜 さんよりご依頼いただき、#横浜市芸術文化教育プラットフォーム事業 のひとつとして、先生向け音楽ワークショップを行いました。
#横浜市 内の #小学校#個別支援学級 の先生が対象で、参加者は総勢50名弱ほど!
大人なので身体のサイズも大きく(笑)、なかなか圧倒されました😅

会場は川上北小学校の新しくてキレイな #体育館 。大人数でも のびのびと活動できる空間で、冷房もしっかり効いていて、とても快適〜🧊

今回の指令は(笑)、

『ドレミ等の音階の演奏が難しい個別支援学級の子どもたちでも「音楽は楽しい」と感じ、その後の授業で生かせるもの』

『子どもたちの年齢もさまざま、一人ひとりの状況もちがう中で、同じことをやっていなくてもいっしょに楽しむような音楽のあり方について実感できるもの』

『音楽家の演奏を間近で感じる機会が少ないので、鑑賞もあると嬉しい』

..とのことであれこれ考え、これまでに個別支援級の子どもたちとやったことや、そのほかさまざまな #アウトリーチ での経験を活かして、60分のプログラムを組み立てました♩

子どもたちだと想定外のこともたくさん起こり、計画通りにはいかないのも当たり前🙃
詰め込まずにじっくり進めることが大事な場面もあったり、言葉で説明するよりも実際にやってみることで感覚的に伝わることが多かったりしますが、
大人の場合は言語化することで理解が深まることも多く、また限られた時間で ひとつでも多くの要素を持ちかえってほしいという想いもあります。(人によってささる要素もちがうので、いろいろ提供したい。これは子どもも同じだけど)

アーティストとして、そして人間としての在り方がとても柔軟で、懐が深いと私が感じている、戸崎可梨さんと谷本麻実さんにアシストをお願いしました。
以前も、とある小学校でのワークショップ(全3回)で共に活動していて、この組み合わせは今回が2度目です😌

最初に、3人による #即興演奏 を交えたパフォーマンスを観て聴いてもらいました。
体育館の音響がとても心地よくて、繊細な音にもみんなで耳を傾け、グッと集中できました。
その場や、集まってくださった皆さん、そして演奏家同士など、互いの様子を伺い、発信/受信しあいながら音でコミュニケーションを取ることが、やっぱり私は楽しくて、たまらなく幸せだなあと思います。ずっとやっていたい。笑

でも今回はワークショップがメインなので演奏は手短に(のつもり笑)終えて、先生方と楽器であれこれ遊びました。
みなさん頷きながら熱心に耳を傾けてくださり、演奏も、遊び心があってとても素敵で、豊かな時間でした。

最後に取り組んだ #サウンドペインティング で、先生にもペインター(指揮者)役をやってもらいたく募りましたが、なかなか手があがらず。
やはり大人数の前に立って慣れない何かをするのは不安だし緊張するのは大人も同じ!

ただ、目があった若い男性の先生にお願いし、やってくれました!
その勇気に、まずはみんなで拍手👏

とっても素敵な指揮をしてくれて、それに応えるみなさんの演奏も素晴らしく、一体感が生まれて感動しました。

ワークショップ後のトークセッションで、この先生が感想を伝えてくれました。

「ふだんこういう場面では積極的に手を挙げるほうなのだが、音楽は、子どもの頃リコーダーがうまく吹けず苦手意識があって、なかなか手を挙げられなかった」
「でも実際にやってみたら、みなさんに合図が伝わって、汲み取ってくれて、とても楽しかった」

というような内容でした🥺

この先生には実感として伝わったんだなあと思い、嬉しくなりました。
(一度体験してもらえたら、きっと伝わるはず!と思っています!)

#言葉 だと恥ずかしかったり、難しかったりしても、
#音 を通じて、相手の想いを汲み取ったり、こちらの想いを伝えたりすることで、お互いのことをなにか知ることができるし、信頼関係を育むことができると感じます☺️

ほかにも、こちらが改めて考えさせられるご質問もいろいろといただき、勉強になりました。
なにかしら、お役に立てていたらいいなあ。

日頃試行錯誤をされながら、子どもたちと密に接していらっしゃる先生方と、音楽の在り方や楽しみ方の幅広さや、多様な面白さを、少しでも共有できていれば幸いです。

事前の打ち合わせや下見の段階から細やかにご対応いただき、当日も大変お世話になったSTスポット横浜の皆さま、
そしてナイスアシストをしてくれた、かりんとあさぽんにも感謝しています🙏

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