【終了しました!】2022年7月16日(土)『Play(in)visible』二人の打楽器奏者による(見えない)演奏会

『Play(in)visible』二人の打楽器奏者による(見えない)演奏会

見える状態(明るみ)と、見えない状態(暗闇)で体験する、打楽器による即興パフォーマンス!

西洋の打楽器を学び、実験的な現代作品にも取り組む富田真以子と、アフリカの打楽器や弦楽器、自作楽器まで操るタカラマハヤ。
性別や背丈、使う楽器、ルーツも、方法論も、いろいろ違う打楽器奏者ふたりが、それぞれの音楽的経験値、演奏スキル、そしてなにより"聴く耳"をもって対峙します。

演奏を聴くとき、実に多くの視覚情報が私たちに影響を与えます。
空間、楽器の姿、奏者の動作、自分の前に座るお客さんの様子ー。
本公演では、こうした通常の環境で鑑賞することに加えて、
それらを一切排除した状態(暗闇)で耳だけを澄ませてみます。
明るい中では得られない音楽体験をお楽しみください。

[日時]
2022年7月16日(土)
◎昼公演(小学生以上対象)
12:45〜13:30(45分)
①ワークショップ『play⇄pray』(富田真以子プロデュース)
14:15〜15:25(60分)
②パフォーマンス『play(in)visible』

◎夜公演(高校生以上対象)
18:15〜19:25(45分)
③パフォーマンス『play(in)visible』
19:50〜20:35(60分)
④ワークショップ『walk around』(高良真剣プロデュース)

[場所] サイスタジオ コモネAスタジオ(東京都板橋区小茂根 1-9-5)
小竹向原駅より徒歩約3分
https://www.saistudio.net/access.html

[出演]
高良 真剣 takara mahaya (打楽器)
富田 真以子 maico tomita(打楽器)

[参加費(税込)]
ワークショップ(①,④) 1,000円
パフォーマンス②(昼) 高校生以上 2,500円 小中学生 1,000円
パフォーマンス③(夜) 高校生以上 2,500円

※当日現金にてご精算をお願いします
※①〜④それぞれ単発でもお申込みいただけます
※②③(play(in)visible)昼夜両方参加の方は500円引きになります
※パフォーマンスの途中で暗闇になります

[ご予約フォーム] https://forms.gle/Mqn21Yt5u242qTJv5

<ワークショップ内容>
『play⇄pray』昼の体験ワークショップ*小学生以上
担当:富田 真以子
「play=演奏する/遊ぶ」「pray=祈る」
日本でも海外でも、人々は大昔から、あらゆる場面で音楽を演奏してきました。
喜びや悲しみを伝える、神様に祈る、感謝する、お祝いする、亡くなった人を弔う。仕事をするときや医療にまで。
そんなときに使われていた「楽器」のなかで一番古い歴史をもっている「打楽器」。
「打つ」というシンプルな方法で鳴らすからこそ、その一音がものを言います。そしてみんなでいっしょに鳴らすと、自然とパワーが湧いてきます!
さまざまな打楽器に触れてお気に入りを見つけ、その音に耳を傾けてみましょう。
見えないものを想像し、願いを込めて演奏すれば、楽器も応えてくれるはず。
もしかするとその音は、あなたの心の声であり、その演奏は、祈りかもしれません。

『walk around』夜の体験ワークショップ*高校生以上
担当:高良 真剣
真っ暗闇の中、音の仕掛けが配置された空間を自由に歩き回る、体験型の演目です。
いつもの生活に欠かせない「歩く」がそのまま音楽になります。
もちろん立ち止まったり、座ってみるのもよし。
目の見えない人は歩く時、路面の状態や周囲の音、さらには匂いまでを注意深く観察しています。
このことをヒントに、暗闇の時間を過ごしてみましょう。
視覚がない中では耳も鼻も手も足も、全部が目のように働いてくれます。
不安な人も、暗闇レクチャーがあるから大丈夫。
全身で音を感じてみましょう。

お問い合わせ:
maimaiartsproject@gmail.com(代表:香取)

企画:高良真剣、富田真以子
主催:maimai arts project
協力:サイスタジオ