【レポート】2026年1月30日(金)・2月13日(金)・20日(金) いろいろねいろ@就労移行ITスクール

川崎市インクルーシブ音楽プロジェクト「いろいろねいろ」にお声がけいただき、向ヶ丘遊園駅前にある「就労移行ITスクール登戸」さんにて3日間(全3回)の音楽ワークショップを行いました!
◎いろいろねいろとは・・・
東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として「誰もが自分らしく暮らし、自己実現を目指せる地域づくり」を目指し、共生社会の実現に向け「かわさきパラムーブメント」を進めている神奈川県川崎市が行っている、
主に音楽を通じて多様性や包摂など、「かわさきパラムーブメント」の世界観を楽しみながら感じられるプログラムです。
今回は私にとっては新しい現場で、対象が「精神障がい、発達障がいの大人の方々(20〜30代が多いそう)」でした。
新しくできた事業所で、楽しいイベントをあまりやったことがないので、とにかくみんなで楽しみたい!とのこと(スタッフさんより)。
全3回あることを踏まえて、"音楽"であるからこそ、各々の感性を自由に解放できる(許される)雰囲気の場でありながらも、自由がゆえなにをすればいいかわからない、ついつい正解を探しがちな大人が、不安感なく取り組めるような導線も意識してプログラムを考えました。
相棒のかりんと、1回終わるごとに振り返りをしたり、次へ向けての相談に乗ってもらったりました。
こうした活動への理解や関心と、音楽に関する知識や演奏技術があったうえで、私とは異なる性格や感覚をもっている友人だからこその意見や考えに、私も気付かされることが多いです。
さまざまな打楽器を持っていき、まずは皆さんにふれてもらう時間もたくさん取りました。
毎回の皆さんの反応を見て、次回はあれも持ってこよう、など考えるのが楽しいです。(こうして、大抵荷物は増えていきます)
大人の皆さんなので、楽器をとても丁寧に繊細に扱ってくださり、でてくる音もまたそうでした。
広くはないスクールの空間(ふだん皆さんがお仕事をされているオフィスです!)だからこそ、音を出すときの一人ひとりの細やかな工夫も、お互いに感じ取ることができたと思います。
ひとりずつ音をリレーしていくワークでも、前の人の出した音から何か特徴を受け取って、自分の手に持っている楽器ではどのように表現できるか?皆さんの感性や技が光っていて、本当に楽しい時間でした。
その人の鳴らす音を聴くことで、その人がどんな風に音を聴いている(捉えている)かも感じられるところが、たいへん興味深い..!
なんとな〜くのルールや流れがあり、自然とそれに添いながらも、一人ひとりの個性も垣間見ることができました。
シンプルなゲーム的ワークをいくつか経て、サウンドペインティングを用いた即興演奏を楽しみました!
2日目の最後には、参加者のOさんが合図役も引き受けてくれて、カエルを鳴らしながら、その音や位置(上下)で合図を出すという新しい素敵な手法も生み出してくれました👏
最終日には2グループに分かれて、「春」をテーマにした曲づくりに挑戦しました!
どんな春にするか、あらかじめキーワードを書いておいたくじを引いてもらって決めました。
それぞれ「ざわめく いそがしい 春」と「きらめく はかない 春」に決定!見事に対照的😆
曲づくりに関しては、横のつながり,コミュニケーションがどのくらいうまくいくかや、なにをしたらいいのか...煮詰まってしまったらどうしよう、と少し心配もしていたのですが、無用でした!
言葉に限らず、音で「自分はこうする」というのを伝えあえていましたし、ほかの人の音についても投げかけや提案があったり、いいやりとりが行われていて、ふふふっと嬉しい気持ちで少し遠くから眺めていました😌
どちらのグループも、途中で展開もありながら終わるところまで、互いにキャッチしあいながら演奏していてブラボーでした!
最終形として、この2曲をつなげて演奏し、さらに第3楽章的に私のハンドジェスチャーでMIXさせて、約8分の大作となりました🌸
3回とも参加してくださった方もいて、その方の変化や発展などを感じられたことも嬉しかったですし、
1回だけだった方も、そのときそのメンバーだからこその演奏があって、本当にどの回もそれぞれに印象深い音楽体験となりました。
ご参加いただいた皆様、さまざまなお心遣いやご協力をいただいたスクールのスタッフの皆様、呼んでくださった いろいろねいろスタッフの皆様、
ありがとうございました🎶



